こんにちは!
前回の記事「スプリットショットリグ ー もっと遠くへ - 」では、
「アジがいないなぁ、もうちょっと沖も探ってみたいけど、届かないなぁ」
「大丈夫!いい方法があります!」
アジングで使うジグヘッドは基本的に1g前後です。
思いっきり投げても、あまり遠くまでは飛ばすことができません。
特に、風がある日は飛ばないですよね。
ジグヘッドを重くすると飛ぶようにはなりますが、アジの喰いが悪くなります。
こういう書き出しで始まり、軽量リグを遠くまで飛ばす方法として「スプリットショットリグ」を紹介しました。
今回は、軽量リグを遠くまで飛ばすもうひとつの方法として「フロートリグ」を紹介します。
スプリットショットリグとの違い
スプリットショットリグがシンカー(おもり)を使うのに対し、フロートリグは、文字通りフロート(うき)を使い、フロートの重みでリグ(仕掛け)を遠くまで飛ばします。
アジングでは、リグが軽量なため、使うフロートも小ぶりで残浮力が小さいものになります。
残浮力とは、
どれぐらいの重みで沈み始めるかを表す数値。
例えば、残浮力0.6gのフロートは、0.8gのジグヘッドだと沈み、0.4gのジグヘッドだと浮く。
どちらも沖アジを狙うリグですが、アジがボトム付近にいるならスプリットショット、表層から中層付近にいるならフロートと状況により使い分けるとよいでしょう。
フロートの種類
釣具屋さんに行くと、様々なフロートが並んでいます。
どれを買ったらいいのか悩まれると思いますので、代表的なアジング用フロートをその特徴とともに紹介します。
月下美人 月ノ雫Ⅱ(ダイワ)
- 視認性に優れた夜光仕様
- 飛距離が出やすいティアドロップ(涙型)形状
- 中通し式
ぶっ飛びロッカーⅡ(アルカジックジャパン)
- 飛行姿勢と水中での安定性を追求した形状と低重心バランス設計
- ラインの抵抗を軽減しアタリをよりダイレクトに伝えるために、SICリングを装着
- 中通し式
ソアレ アウトシュート(シマノ)
- 糸を切らずに装着可能(後付け式)
- 固定式
シャローフリーク(アルカジックジャパン)
- 飛距離と水中姿勢とのバランスを重視した形状
- 夜間での視認性も良いグローカラー
- カン付き
Sキャリー(サーティーフォー)
- 0.4gのジグヘッドと同じ速さの沈下スピード
- カン付き
フロートリグの種類
ラインへの取り付け方にはいくつかの種類があります。
中通し式
フロートに内蔵されているパイプにラインを通して組むリグです。
「月下美人 月ノ雫Ⅱ」や「ぶっ飛びロッカーⅡ」がこのタイプです。
ジグ単からフロートに替えるときは、ラインをカットする必要があります。
後付け固定式
ラインを挟み込んで取り付けます。
「ソアレ アウトシュート」がこのタイプです。
ジグ単からフロートに替えるときも、ラインをカットする必要がありません。
デメリットは、固定式のため魚が喰うときにやや抵抗を感じてしまうことです。
カン付き
Fシステム
PEラインとリーダーを結束するときに出るリーダーの端糸に取り付けます。
固定式ではあるもののフロートがジグヘッドに干渉することを極力抑えているため、一般的な固定式よりも感度は良いです。
スナップ取り付け遊動式
ラインに通したスナップ付き遊動金具に取り付けます。
「Sキャリー」で推奨されていますが、「シャローフリーク」などのカン付きタイプのフロートなら、どのフロートでも取り付けることができるでしょう。
逆にFシステムで「Sキャリー」を取り付けることもできます。
簡単にスナップ付き遊動金具をラインに取り付けられる「Sタッチ」という商品も販売されているようです。
まとめ
- 沖の表層から中層までのアジを狙うならフロートリグがGood!
- フロートには、ラインへの取り付け方の違いにより、「中通し式」、「後付け式」、「カン付き」がある。
- 取り付けが”面倒”か”簡単”か、アタリの感度が”いい”か”やや劣る”かなどそれぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った商品を選びましょう。
商品リンク
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※各商品には複数のサイズがありますので、ご購入の際はサイズにお気を付け下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは良いフィッシングライフを!!🤞