ライトゲーム初心者にベイトリールは必要なのか?
リールの種類には、あなたが今使っているスピニングリールのほかにベイトリールと呼ばれる種類のリールがあるのを知っていますか?
バス釣りや船釣りでよく見かけるタイプのリールです。
ライトゲームでも上級者っぽい人が使っていたりしますよね。
YouTubeなどの動画でベイトリールを使っているのを見て「カッコいいなー」「使ってみたいなー」とは思ったりはするけれども、スピニングリールとの違いがよく分からないので、なかなか手を出せずにいるってことはないですか?
そもそも、われわれライトゲーマーにとってベイトリールは必要なのでしょうか?
結論からいうと「漁港や堤防からのライトゲームを楽しむ上で、ベイトリールは必ずしも必要ではないけれど、長所を生かして使うとライトゲームの楽しみの幅をより広げてくれるモノ」と筆者はとらえています。
この記事では、ベイトリールとはどんな特徴のリールなのかをスピニングリールと比較して解説しています。
この記事を読んで、ベイトリールのメリット・デメリットを知り、一段上のライトゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スピニングリールについては、コチラの記事をご参照下さい。
スピニングリールとベイトリールの7つの違い
スピニングリールとベイトリールではその構造の違いにより次の7つの違いがあります。
1.糸ヨレ
キャスト時にスピニングリールではスプール(ラインが巻いてある部分)は回転せずそのままラインがスパイラル状に放出されるため糸ヨレが発生します。
PEラインで糸ヨレを感じることはそんなにありませんが、フロロカーボンやナイロンの太いラインの場合、特にひどく糸ヨレします。
これに対してベイトリールのキャスト時は、スプールが回転して回転した分だけラインが真っ直ぐに放出されるため、糸ヨレは比較的少ないです。
2.遠投
スピニングリールがスパイラル上にラインを放出するのに対し、ベイトリールは真っ直ぐにラインを放出するため、ガイドへの摩擦抵抗はベイトリールの方が小さくなります。
しかし、ベイトリールはスプールの回転抵抗によりラインの放出にテンションがかかるため、飛距離はスピニングリールの方が出やすくなっています。
3.パワー
巻き取り時のパワーはベイトリールの方が優れています。
ベイトリールがハンドルの回転方向どおりにラインを巻き取っているのに対して、スピニングリールではハンドルの縦回転を横回転に変換してラインを巻き取っていますので、この変換部分でパワーのロスが生じているからです。
ラインも90度曲げて巻き取られますので、ここでもベイトリールより大きな抵抗が発生しています。
4.ライントラブル
ベイトリールではキャスト時にバックラッシュと呼ばれるライントラブルがよく発生します。
このことが、初心者にベイトリールではなくスピニングリールをおすすめする大きな理由となっています。
スピニングリールではキャスト時にスプールは回転しませんが、ベイトリールのスプールはキャストされたラインに引っ張られて回転し、その回転分だけラインを放出します。
障害物に当たるなどしてラインの先端の推進力が急激に落ちた場合、慣性により回転しているスプールから放出されたラインが行き場を失い、バックラッシュを発生してしまうのです。
ベイトリールを使ってみようと思ったら、バックラッシュの直し方を覚えてから使ってみることをおすすめします。
直す方法は簡単です。
▼コチラの動画を参考にして下さい。
5.フォール中の感度
フォール中のアタリはベイトリールの方がとりやすいです。
スピニングリールでは、キャスト時にスパイラル状にフリーでラインが放出されるのに対し、ベイトリールでは、キャスト直後から常にラインに一定のテンションが掛ったまま放出されます。
また、ロッドだけでなくリール本体も同時に手で握るといった形状によってもアタリがとりやすくなっています。
6.手返し
手返しがいいのは、ベイトリールです。
スピニングリールは、ラインを人差し指で押さえ、反対の手でベールを起こしてキャストします。
一方ベイトリールはクラッチを切り、そのままキャストします。
ワンアクション少ない分ベイトリールの方が手返しよく釣りができます。
7.適したルアーの重さ
軽いルアーはスピニングリールの方がキャストしやすく、7gを超えるような重いルアーはベイトリールの方がキャストしやすいことが多いです。
ベイトリールを使う時は軽すぎるルアーだとバックラッシュしやすくなるので注意しましょう。
ベイトフィネスリール
ベイトリールの中には、軽いルアーを扱うのに特化したベイトフィネスリールと呼ばれるタイプがあります。
ベイトフィネスリールは、1gから10gのルアーを扱えるように開発されていますので、ライトゲームでベイトリールを使いたい場合は、ベイトフィネスリールの中から選びましょう。
また、ベイトリールを購入する際は、ハンドルの位置が固定されていて左右入れ替えることができないこと、ロッドもベイトリール用が必要なこと、ソルトに対応したタイプを選ぶことに気を付けて下さい。
ライトゲームでベイトフィネスリールを使う場面
ライトゲームでは一般的にはスピニングリールの方が適していますが、シチュエーションや釣り方によってはベイトフィネスリールの方が使い勝手がいい場面もあります。
例えば、メバリングでショートキャストを何度も繰り返して狙う時や、ロックフィッシュゲームでパワーが必要な時などです。
このような時は、ベイトリール特有の手返しの良さやパワーがその効果を発揮します。
まとめ
ライトゲームは、スピニングリール1本だけでも充分に楽しむことができますが、ベイトリールの長所を生かして使い分けると、ライトゲームをより快適に楽しむことができるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさん良いフィッシングライフを!!🤞